漁港のある町、ここに住もう!
漁港の町は、ほぼ海に面している。オホーツク海や東シナ海を除くと、およそ太平洋側と日本海側に分けられるだろう。明るく広く、しかし台風や土用波の押し寄せる太平洋側。また、遠くない将来に東海地震や南海地震といったプレート境界型の巨大地震、それに伴う巨大津波の懸念もある。
一方、冬場は荒々しい表情を見せ、とにかく激しいイメージの日本海。台風直撃の可能性は低いものの、秋から冬にかけて大陸からの寒気が南下し、とにかく曇りや雨の日が多い。海は荒れがちで、出漁できない日が続くこともある。しかしその分、鄙びた風情のある町並みが多く、都会からの移住を考える者にとってはえもいわれぬ魅力をたたえている。日本の心を唄う演歌の世界でも、取り上げられるのはたいてい日本海側だ。恋に破れた女が一人目指すのは、北でないといけない。南へくだって白浜とか湘南ではダメなのだ。
漁港のある町に住む。さてどこに住もうか。好きなところに住めばいいのである。皆さんそれぞれ、心に抱くイメージが有って、大体この辺り、という心づもりはあるのに違いない。もともと「漁港のある町に住みたい」という漠然とした憧れより「漁港のある、あの町に住んでみたい」という具体的な場所が有っての話だと思う。それは重々承知の上で、敢えて書くとしたら、「漁師として受け入れてくれそうな漁師町」をピックアップするくらいのことだろう。
新たに漁業を始める人の定住支援を打ち出している自治体、という事で、試しに「定住支援 漁業」で検索してみた。
トップに出てきたのが土佐清水市。ページから引いてみると、「土佐清水市新規漁業就業者定住促進対策事業実施要項」というものが有って、「(1)申請の日の属する年度の4月1日現在の年齢が65歳未満の者。?(2)永住を前提として市内に居住し、かつ市内の漁業振興に努める者。?(3)土佐清水市新規漁業就業者支援事業に該当する者。?(4)申請の日の前年度までの5年間に市税の滞納がない者。」に対して支援金を支給する、となっている。
次に出てきたのは沖縄県の粟国村。ここは離島で、定住から三年以内は年間100万円までの援助等、手厚い内容。
その次は、島根県のページ。公益財団法人・ふるさと島根定住財団というところが作ったもので、島根県漁業就業者確保育成センターという窓口を通じて各種の相談や斡旋を行っているようだ。
他にも、愛媛県上島町、高知県宿毛市など、あちこちの漁師町で、新しい漁師さんを募集している。
ここに住もう!と思ったが吉日、あとは行動有るのみ。
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漁港のある町、ここに住もう!
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